このサイトに訪問することで、クッキー使用プログラムに同意したことになります。私たちのクッキー使用ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。

デュプレックス鋼とその種類

耐食性鉄ニッケル基合金 耐食性鋼 耐食耐熱鋼 耐食性耐熱鋼 耐食性、耐熱性、耐火性のある鋼 デュプレックス鋼とその種類 合金 01Х18Н40М5Г2ТФРЮ (ЭП753У) 合金 01Х18Н40М5ГБ (ЭП753; ЧС116) 合金01Х18Н40М5ГБР(ЭП753Р) 合金03ХН28МДТ (ЭП516) 合金06ХН28МДТ(ЭИ943) 合金 06ХН28МТ (ЭИ628) 合金X33TMDYu(EK63) 合金 ХН30МДБ(ЭК77) 合金 ХН40Б (ЭП337) 合金 ХН40М5Т2ГЮБР (ЭК173) 合金 ХН40МДБ (ЭП937) 合金 ХН40МДТЮ (ЭП543У) 合金 ХН46Б (ЭП350; 0Х20Н46Б) 鋼種 015Х16Н15М3 02Х17Н14М3鋼 SUS304L 02Х21Н21М4Г2Б (ЗИ69) 鋼 02Х21Н25М5ДБ(EK5)鋼 鋼材 02Х25Н22АМ2 (ЧС108) スチール03Х11Н10М2Т2(ЭП853) 03Х12К10М6Н4Т鋼(ЭП927) 鋼 03Х12Н10МТР (ЭП810; ВНС-25) スチール 03Х13АГ19 (ЧС36) 03Х15Н35Г7М6Б (ЭП855) 鋼 03Х16Н15М3鋼(ЭИ844) 鋼材 03Х17АН9 (ЭК177) 03Х17Н14М2鋼 鋼 03Х18Н11 (000Х18Н11) スチール03Х18Н12 (000Х18Н12) 鋼 03Х18Н12Т (000Х18Н12Т) スチール 03Х20Н45М5Б (ЧС32; 03ХН45МБ) 03Х21Н21М4ГБ鋼(ЗИ35) 03Х21Н25М5ДБ鋼 03Х22Н6М2(ЗИ67)鋼 鋼 03Х23Н6 (ЗИ68) 04Х17Н10М2鋼 04Х15СТ鋼 04Х17Т鋼 スチール 04Х18Н10 (ЭИ842) 04Х19МАФТ鋼 04Х25Н5М2鋼 (ДИ62) ステンレス鋼 04Х32Н8 (EP535) 05Х12Н2К3М2АФ(VNS-40)鋼 05Х12Н9М2С3 (ЭП821) 鋼 05Х20Н15АГ6鋼(ЧС109) 05ХГБ鋼 鋼 06Х12Н3Д (08Х12Н3Д) 06Х12Н3Д鋼 06Х13N4DM鋼 06Х14Н6Д2МБТ鋼(ЭП817) 06Х15Н4ДМ鋼 06Х18Н11ステンレス鋼(ЭИ684) 07Х16Н6鋼 鋼 07Х15Н7ЮМ2 (ЭП35; СН-4; Х15Н8М2Ю) 07Х16Н4Б鋼 スチール07Х16Н6 (EP288; СН-2А; Х16Н6) スチール 07Х18Н10Р (ЭП287) 鋼 07Х21Г7АН5(ЭП222) 鋼 08Х10Н16Т2 (0Х10Н16Т2) 鋼種 08Х10Н20Т2 (0Х10Н20Т2) ステンレス鋼 08Х17Н13М2Т(0Х17Н13М2Т; ЭИ448) 08Х17Н15М3Т鋼 (ЭИ580) 鋼 08Х17Н5М3 (ЭИ925) 08Х17Н6Т (DI-21)鋼 鋼 08Х18Г8Н2Т (КО-3) 鋼 08Х18Н12Б (ЭИ402) 鋼材 08Х18Н12Т (0Х18Н12Т) 鋼 08Х18Н4Г11АФ (НН-3Ф) 鋼 08Х18Н5Г11БАФ (НН-3БФ) スチール 08Х18Н5Г12АБ(НН-3Б) スチール 08Х18Н7Г10АМ3 (08Х18Н7Г10АМ3С2) 鋼 08Х18Тч (DI-77) 鋼種 08Х20Н4АГ10 (NN-3) 鋼 08Х21Г11АН6 (VNS-53) 08Х22Н6Т鋼 (EP53) 08ХГСДП鋼 09Х15Н8Ю1(09Х15Н8Ю; ЭИ904)鋼 09Х16Н4Б鋼(ЭП56; 1Х16Н4Б) 09Х17Н7Ю (ЭИ973) 鋼 鋼種 09Х17Н7Ю1 (0Х17Н7Ю1) 鋼 10Х14АГ15(DI-13) 10Х14Г14Н3鋼(DI-6) 10Х17Н13М2Т鋼 (ЭИ448) 10Х17Н13М3Т鋼 (ЭИ432) 10Х17Н5М2鋼 (ЭП405) スチール 10Х18Н5Г9АС4 (ЭП492; ВНС-3) 10Х32Н4Д鋼(ЭП529) 鋼 11Х13Н3 12Х13Г12АС2Н2鋼 (ДИ50) 鋼 12Х17Г9АН4 (ЭИ878) 12Х17Н8Г2С2МФ(ЗИ126)鋼 12Х18Н10Е(ЭП47)鋼 12Х18Н13АМ3 (ЭП878) 鋼 鋼 12Х21Н5Т (ЭИ811; 1Х21Н5Т) 13Х18Н10Г3С2М2 (ZI98) 鋼 15Х17АГ14鋼(ЭП213) 15Х18Н12С4ТЮ鋼(ЭИ654; 2Х18Н12С4ТЮ) 18Х13Н3鋼 20Х13Н4Г9 (ЭИ100) 鋼種 鋼 20Х17Н2 (2Х17Н2) 鋼種25Х13Н2(ЭИ474) 25Х17Н2 (ЭП407) 鋼 25Х17Н2Б鋼 26Х14Н2鋼 (ЭП208) 鋼 30Х13 (3Х13) 40Х13 (4Х13) 鋼 65Х13ステンレス鋼 95Х13М3К3Б2Ф (ЭП766) 鋼 95Х18鋼(ЭИ229) Х17Н14М2Т鋼 鋼種 Х17Н14М3Т 鋼 015N18K13M5TYu (EP948; ChS35) 015N18M4TY鋼(ЭП989; ЧС5У) 鋼材 015Х18Н15Р09 (ЭП166А) ステンレス鋼 015Х18Н15Р13(ЭП166Б) 鋼 015Х18Н15Р17 (ЭП167А) 鋼 015Х18Н15Р22 (ЭП167Б) 鋼種 015Х18Н15Р26 (ЭП168А) 鋼 015Х18Н15Р30 (ЭП168Б) 01Н18К9М5Т鋼 (ЭП637У) 02Н15К10М5Ф5鋼 02Н18М3К3Т鋼 (ЭК165; ЧС101) 鋼 02Х8Н22С6 (ЭП794) 03N10H12D2T鋼 鋼材 03Н14Х5М3Т (ЭП777) 03N14X5M3TY(OMS-2)鋼 鋼 03N15K10M5F5 (EK169) 鋼材 03N17K10V10MT (ЭП836) 03Н18К1М3ТЮ鋼 (ZI80) 03Н18К8М3ТЮ(ЗИ25)鋼 鋼種 03N18K9M5TYU (CHS4) 鋼材 03Н18М3ТЮ (ЧС5) 03N18M4TYU 鋼 (ЧС25) スチール03Х11Н10М2Т(ЭП678; ВНС-17) 鋼 03Х11Н10М2Т1 (ЭП679) スチール 03Х12Н8К5М2ТЮ (ЗИ90) 鋼材 03Х12Н8МТЮ (ЗИ37) 03Х13Н5М5К9 鋼 (ВНЛ-6) 03Х17Н14М3ステンレス鋼(ЗИ66) 04Х16Н11М3Т(DI95)鋼 05Х12Н2Мステンレススチール 05Х12Н5К14М5ТВ(ЭП695)鋼 鋼材 06Х13Н7Д2 (EP898) スチール 06Х15Н6МВФБ (ВНС16) 鋼材 06Х16Н15М2Г2ТФР (ЧС68) 06Х16Н15М3БР (ЭП172) ステンレス鋼 07Х12НМБФ (ЭП609) 鋼 スチール 07Х12НМФБ (ЧС80) 鋼種 07Х15Н30В5М2 (ЧС81) 鋼種 07Х25Н16АГ6Ф (ЭП750) 鋼 08Х13 (ЭИ496) 鋼 08Х14Н2К3МФБ (ЭК93; VNS-51) 鋼 08Х16Н11М3 08Х19Н12ТФ鋼 08Х20Н12АБФ鋼 09Х17Н鋼 (ЧС130) 鋼 09Х18Н9 10Х12Н20Т2 (EP452) 鋼 10Х12Н3М2БФ鋼 10Х18Н10Т(EP502)鋼 10Х18Н9鋼 10Х20Н33Б鋼 10Х25Н6АТМФ鋼 11Х17Нステンレススチール 12Х12М1БФР鋼 (EP450) ステンレス鋼12Х18Н9(Х18Н9) 13Х16Н3М2АФ鋼 (ВНС57) 14Х17Н2(ЭИ268)鋼 14Х20Н25В5МБ鋼(LJT) 鋼材 15Х16Н2АМ (ЭП479) スチール 16Х12В2ФТаР (ЭК181) 17Х18Н9(2Х18Н9)鋼 スチール 20Х12НМВБФАР (ЧС139) 鋼 20Х13 (02Х13) 20Х13Н2ДМЮФ鋼 (DI96) スチール 23Х15Н5АМ3 (18Х15Н6АМ3; ВНС-9) 30Х23Н7С ステンレス鋼 スチール 32Х13Н6К3М2БДЛТ (VNS-32; SES1) 35Х24Н24Б鋼 鋼 45Х25Н20С 45Х25Н20С2合金鋼 45Х25Н35БС鋼 45Х28Н49В5С鋼 4Х13Н6ЛВФ鋼 (ЭП354) 50Х15МФАСч鋼 50Х20Н35С2Б鋼 50Х25Н35В5К15С鋼 50Х25Н35С2Б鋼 80Х20НС鋼 (ЭП992) 鋼 9Х13Н6ЛК4 (ЭИ928) スチール ЧС 116-ИД (ЭП753У-ИД) 鋼 015Х18М2Б (ЭП882) ステンレス鋼 01Х18 (ЧС86) 01Х18М2Т鋼(ЧС77) 鋼 01Х18Т (ЧС74) スチール 01Х13МБСч (ЭП933) スチール 01Х25М2Т (ЧС78) 鋼 01Х25Т (ЧС75) 鋼 01Х25ТБЮ (ЧС76; 01Х25ТБ) 鋼 03Х11Н8М2Ф(ДИ52) 鋼材 03Х17Н8Г5МФАБ (ВНС-31) 03Х18Н10Тステンレス鋼(03Х18Н10; Х18Н10Т) 鋼 03Х20Ю3НТБ (КО-4) 鋼 05Х18Н10Т(0Х18Н10Т) 鋼 06Х16Н2К5ФМБ (ЭП875; ВНС-26) 鋼材 06Х18Г9Н5АБ (06Х18Г5Н5АБ; ЧС51) 鋼種 06Х18Н10Т (06Х18Н10) 06Х20Н14С2鋼 08Х17Т鋼 (ЭИ645) ステンレス鋼 08Х18Н10 (ЭИ119) 鋼08Х18Н10Т(ЭИ914) 鋼種 08Х18Т1 (0Х18Т1) 鋼種 08Х20Н14С2 (ЭИ732) 09Х18Н10Т鋼 (1Х18Н10Т) スチール10Х13Г18Д(DI-61; 12Х13Г18Д) 10Х15Н27Т3МР(ЭП700)鋼 12Х17 鋼(Х17) 12Х20Н14С2 (ЭИ732) 鋼 13Х13С2М2鋼 (ЭИ852) 15Х25Т(ЭИ439)鋼 15Х28鋼 (ЭИ349) 20Х20Н14С2 (ЭИ211) ステンレス鋼 鋼 4Х18Н2М (ЭП378) スチール 015Х14Н19С6Б (ЧС110) 鋼材 015Х20Н25Г2Б (ЭП754) 02Х24Н6АМ3(ДИ91)鋼 03Н18К9М5Тステンレス鋼(ЭП637; МС200) 鋼 03Х16Н15М3Б (026Х16Н15М3Б; ЭИ844Б) スチール03Х18Н9Т (Х18Н9Т) 03Х19Н15Г6М2АВ2鋼 (ЧС39) 03Х21Н32М3Б鋼(ЭП864; ЧС33) スチール 03Х24Н6АМ3 (ЗИ130) 03Х9К14Н6М3Д鋼 (ЭП921; 03Х9К14Н6М3ДФ) 鋼 04Х11Н9М2Д2 (ЭП832; 04Х11Н9М2Д2ТЮ) 04Х13Н4АГ20(ЧС52)鋼 04Х14К13Н4М3ТВ (ЭП767)鋼 05Х15Н9Г6АМ (ЧС31) 鋼 05Х21Н12Г2БРч鋼(DI94) スチール 07Х13АГ20 (ЧС46) 08Х14Ф鋼 鋼 08Х20Н5АГ12МФ (ДИ8) 鋼材 08X21N6M2T (EP54) スチール 10Х12Н3М2ФА (ЦД-М) 10Х12НД(0Х12НД)鋼 鋼 10Х13Г12БС2Н2Д2(DI59) 10Х18Г14АН4鋼 (ЭП197; Х18Г14АН4) 鋼材 10Х32Н8 (ЭП263; Х32Н8) 鋼材10Х9МФБ(ДИ82) 12Х11В2МФ鋼(ЭИ756) 12Х13鋼(1Х13) ステンレス鋼 12Х18Н10Т (Х18Н10Т) 12Х18Н12Т鋼 (Х18Н12Т) 12Х18Н9СМР鋼 (ЭП414; Х18Н9СМР) 12Х18Н9Т鋼(Х18Н9Т) 鋼 16Х20К6Н2МВФ (ЭП768; ВНС-22) 19Х20Н4АМ3Д2С (ЭК7) 鋼 スチール 90Г29Ю9ВБМ (DI38; 90Г29Ю9ВМБФ; DI38F)

説明

デュプレックス鋼

この鋼が二相鋼と呼ばれるのは、オーステナイト相とフェライト相の両方を含んでいるためである。

デュプレックス系ステンレス鋼は非常に需要が高い。近年さらに人気を増しており、多くのメーカーが製造に携わっている。その背景にはいくつかの理由がある:

  • 高い強度により製品の断面を小さくでき、質量を低減できること;
  • 特に応力腐食割れに対する耐性が高いこと。

デュプレックスに関する会議はおよそ2〜3年ごとに開催され、深い技術的内容を持つ興味深い論文が発表される。今日、デュプレックス鋼は製品・サービス市場で積極的に展開されており、新しいブランドが定期的に登場している。

楽観的な見方が多い一方で、統計によればこの製品の市場占有率は約1〜3%にとどまっている。

概要

この製品の発想は20世紀初頭に生まれ、1930年代に最初の溶解が行われた。近年、材料の適用割合が顕著に増加しているが、これは製造技術の改良によるものである。以前には製品中の窒素含有量の制御が行われていた。

オーステナイト系(AISI 304)、フェライト系(AISI 430)ステンレスは製造が容易で加工性に優れ、単一相(オーステナイトまたはフェライト)からなる。幅広い分野で使用されているが、それぞれ技術的な短所がある:

1. オーステナイト系。強度特性が低い。0.2%オフセット降伏強さ(オーステナイズ直後)は約200 MPaである。応力腐食割れに対する耐性が低い。
2. フェライト系。欠点としては、前者よりやや高いが最小強度はいくらか低い。0.2%オフセット降伏強さは約250 MPaである。厚板では溶接が困難であり、低温では脆性を示す。

オーステナイト系ステンレスはニッケル含有量が高いため高価であり、その点で需要が抑制される。

デュプレックス鋼の開発理念は、各相(フェライトとオーステナイト)がほぼ等量になるような適切な化学組成を選択することである。相組成によって得られる利点は次の通り:

1. 強度特性。0.2%オフセット降伏強さは、オーステナイズ後で約400〜450 MPaとされる。これにより部材断面を最小化でき、製品重量が軽くなる。以下の分野で有用である:

  • 圧力容器、鋼製タンク;
  • 橋梁。

2. 厚板の溶接が可能である。
3. 衝撃靭性が高い。フェライト系ステンレスより優れ、特に低温(約−50℃)で顕著で、場合によっては−80℃まで耐えうることがある。
4. 応力腐食割れに対する耐性。オーステナイト系ステンレスはこの現象に敏感だが、現代の材料はこれに対抗できる。この利点は以下のような構造の製造で重要である:

  • 温水加熱用タンク;
  • 醸造用タンク;
  • 選鉱(濃縮)設備;
  • プールの骨格(フレーム)。

デュプレックスステンレス鋼の平衡はどのように達成されるか?

このような材料がどのようにして得られるかは、オーステナイト系(AISI 304)とフェライト系(AISI 430)ステンレスの組成を比較することで理解できる。

主要な成分はフェライト化元素とオーステナイト化元素に分類でき、それぞれ特定の組織形成に寄与する。

フェライト化元素は Cr(クロム)、Si(ケイ素)、Mo(モリブデン)、W(タングステン)、Ti(チタン)、Nb(ニオブ)である。

オーステナイト化元素は C(炭素)、Ni(ニッケル)、Mn(マンガン)、N(窒素)、Cu(銅)である。

構造 鋼種 EN表記 Mo Ni Cr N S P Mn Si C
オーステナイト系 304 1.4301 - 8,0−10,5 17,5−19,5 0,11 0,015 0,045 2,00 1,00 0,07
フェライト系 430 1.4016 - - 16,0−18,0 - 0,015 0,040 1,00 1,00 0,08

AISI 430 はフェライト化元素を含み、その組織はフェライト系である。AISI 304 は組成中に約8%のニッケルを含むことでオーステナイト組織を示す。各相がほぼ50%ずつ存在するデュプレックスを得るには、オーステナイト化元素とフェライト化元素のバランスが必要である。これが、デュプレックス系におけるニッケル濃度がオーステナイト系よりかなり低くなる主な理由である。

牌号 EN/UNS番号 タイプ 概算含有量
Cr Ni Mo N Mn W Cu
Ferrinox255/
Uranus 2507Cu
1.4507/
S32520/
S32550
スーパー 25 6,5 3,5 0,25 - - 1,5
Zeron 100 1.4501/
S32760
スーパー 25 7 3,2 0,25 - 0,7 0,7
2507 1.4410/
S32750
スーパー 25 7 4 0,27 - - -
2205 1.4462/
S31803/
S32205
標準 22
5,7 3,1 0,17 - - - 2304 1.4362/
S32304 低合金 23 4,8 0,3 0,10 - - - RDN 903 1.4482/
S32001 低合金 20 1,8 0,2 0,11 4,2 - - DX 2202 1.4062/ S32202 低合金 23 2,5 0,3 0,2 1,5 - - LDX 2101 1.4162/
S32101 低合金 21,5 1,5 0,3 0,22 5 - -

最近市場に登場したいくつかの銘柄は、ニッケルの含有量を大幅に最小化するためにマンガンや窒素の添加を用いています。これは製品価格の形成に好影響を与えます。

現在に至るまで、この種のステンレスの製造技術は徐々に普及しています。各メーカーがそれぞれ独自の銘柄を提供しており、デュプレックス鋼の製造・販売を行うブランドは多数存在します。後ほど市場で主導的なメーカーがどのように台頭してくるかが見えてくるでしょう。

デュプレックスの耐食性

材料の種類が多岐にわたるため、腐食耐性を評価する際にはオーステナイト系やフェライト系の鋼種とともに比較されます。耐食性がすべて同じということはありません。メーカーを分類するためには、ピッティング耐性の指標(PREN)を用いると便利です。

鋼種 EN/UNS番号 タイプ 推定PREN
6% Mo 1.4547/
S31254
オーステナイト系 44
2507 1.4410/
S32750
デュプレックス系 43
Ferrinox 255/
Uranus 2507Cu
1.4507/
S32520/
S32550
デュプレックス系 41
Zeron 100 1.4501/
S32760
デュプレックス系 41
2205 1.4462/
S31803/
S32205
デュプレックス系 35
904L 1.4539/
N08904
オーステナイト系 34
DX2202 1.4062/ S32202 デュプレックス系 27
2304 1.4362/
S32304
デュプレックス系 26
2101 LDX 1.4162/
S32101
デュプレックス系 26
316L 2.5 Mo 1.4435 オーステナイト系 26
444 1.4521/
S44400
フェライト系 24
316 1.4401/
S31600
オーステナイト系 24
RDN 903 1.4482/
S32001
デュプレックス系 22
441 1.4509/
S43932
フェライト系 19
304 1.4301/
S30400
オーステナイト系 19
430 1.4016/
S43000
フェライト系 16

鋼種を選ぶ際には、その鋼が特定の腐食環境での使用にどれだけ適しているかに注意する必要があります。

腐食割れ(SCC)

SCC(応力腐食割れ) — 複数の外的要因が同時に作用したときに発生する腐食の一形態です:

  • 腐食性環境;
  • 引張応力;
  • 摂氏約+50度に達する高温条件。

デュプレックス鋼および例えば AISI 304 や AISI 316 のようなオーステナイト系鋼は応力腐食割れに対して感受性がある場合があります。以下の材料は割れに対してより高い耐性を示します:

  • フェライト系鋼;
  • デュプレックス鋼;
  • 高ニッケル含有のオーステナイト系鋼。

応力腐食割れへの耐性により、デュプレックス鋼は高温条件で行われる多くのプロセスに利用できます:

  • 給湯設備の製造;
  • ビール醸造用のタンク製造;
  • 海水淡水化装置の製造。

プールのフレーム構造も応力腐食割れを起こしやすいことで知られています。単純なオーステナイト系ステンレスの溶接は厳禁です。この処理には高ニッケル含有のオーステナイト系鋼が適しています。優れた代替材としてはスーパー・デュプレックス鋼があります。

デュプレックス鋼の普及が遅れている理由

高い強度、広い耐食性範囲、溶接性は中程度――これらは本来この素材の生産を促進するはずです。しかし、デュプレックス鋼には一定の欠点も存在し、それが市場占有を妨げています。

加工性(特に塑性加工)の点では、強度が高いことが欠点となる場合があります。これはオーステナイト系鋼に比べて塑性変形能力が低いことを意味します。このため、高い塑性が求められる製品には不向きです。加工変形能力が許容範囲にある場合でも、例えばパイプの曲げ加工を行うには相応の力が必要です。切削加工のしにくさに関しては例外があり、Outokumpu 製の LDX 2101 はその例外に挙げられます。

Duplex_Stainless_Steels1.jpg

デュプレックス鋼の溶製プロセスはかなり複雑で手間がかかります。製造技術が破られると、望ましくない相が多く生成されることがあります。

製造や溶接時の冷却速度が不足するとシグマ相が形成されることがあります。合金元素が多く含まれる鋼ほどこの相の形成確率は高くなります。特にスーパー・デュプレックス鋼が最も影響を受けやすいです。

一般に、475℃付近でα'(アルファ・プライム)相形成に伴う脆化が生じます。この温度領域は危険です。脆化は摂氏300度付近でも発生することがあり、これが本素材の使用上限温度に制約を与えます。しばしばこの制限は利用可能な適用範囲をさらに狭めます。

注意すべき点として、最小使用温度が許容範囲内であっても一定の制約は存在します。デュプレックス鋼は衝撃試験で脆性延性遷移を示します。海洋プラットフォーム向けの構造物に使用される製品の試験許容温度は −46度(摂氏)とされています。

デュプレックス鋼の主な特性の概観

主な特性は以下の通りです:

1. 他の種類よりも数倍高い強度を有する。
2. 幅広い耐食性のレンジを持つため、用途に応じて適切な銘柄を選定できる。
3. 衝撃靭性は低温側で高く、−80℃程度まで耐える場合がある。一方で低温環境での使用は制限される。
4. 応力腐食割れに対する高い耐性を持つ。
5. 大断面の溶接において優れた溶接性を示す。
6. 機械加工やプレス加工では若干の困難が生じることがある。
7. 使用可能な最高温度は約摂氏300度に制限される。

この材料は価格競争力があり、国内でも手頃な価格で購入可能です。多くの利点を有しており、例えば二相鋼のコストは他のステンレス鋼に比べてかなり低いことが多いです。強度特性は AISI 300 系製品より大きいため、同じ機器を作る際に使用する材料量を大幅に減らすことができます。

デュプレックス鋼は自動車産業でも積極的に使われています。多くの企業がこの材料を採用しており、これにより製品の重量を大きく増やすことなく必要な安全性を確保できます。最新の技術や材料を用いると通常は車両重量が約3割増えることが多いですが、二相鋼を用いることで車両の重量を大幅に削減できます。同時に安全性の要件も満たされ、結果としてこの材料を採用しても最終製品の価格が著しく上がることはありません。

私たちのコンサルタントはあなたの時間を節約します。

+49 (170) 650 7006
E-mail:
Telegram:
WhatsApp:

サブスクリプション

特別オファーと割引。 :)